オススメです。西原理恵子さんの「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」を読んだ
久しぶりに読書しました。
ずっと本を読むのが好きだったんですが、
産後は全然読めておらず、
読んでも子育て本くらいでした。
「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」西原理恵子著
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [ 西原 理恵子 ] 価格:1,188円 |
結論から言うとかなりよかったです。
恥ずかしながら、西原理恵子さんの本や漫画を今まで読んだことがなく、
過去に壮絶な人生を送られてきたことも知らなかったし、
代表作の「毎日かあさん」も一度も読んだことがありませんでした。
レビューを見ると、他の本にも過去の人生については書かれているようです。
今回は「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」ということで、
娘さんに向けてのお手紙という要素が強いように感じました。
西原理恵子さんが強い信念として持たれているところは、以下の所だと思います。
「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう。」
「指輪は自分で買おう。」
今の時代、離婚する夫婦も多いけど、養育費をきちんと支払い続けてくれる元夫は少ないのだそう。
そういう人を周りでたくさん見てきたと。
また、夫はいつ病気になって働けない体になるかわからない。
女性も稼ぐ力を持っておくことはかなり大切だと、
娘さんには、幼い頃から言い続けていたそう。
うんうん、確かに確かに!と同意してましたが、
私専業主婦でした(>_<)
西原理恵子さんの人生に基づく考え方かもしれないですが、
何が起こるかわからないからこそ、
女性の自立は大切だと思います。
今は専業主婦をしていますが、
稼ぐ力は身に付けておきたいです。
以下の部分は、心に沁みて涙が出ました。
「家なんてもっと汚くてもよかった。洗濯物も、ためちゃえばよかった。家事なんて全部あとまわしにしたらよかった。もったいないことしちゃった。だって、あんな時間はもう二度とない。子育て大変だった。でも楽しかった。」
「「かーしゃん、抱っこしてー」ってくっついてきたあの時、もっと、ぎゅーっと、何度でも抱っこしてあげたら良かった。だって、あんな時間は二度とない。」
そうなんですよね。。
まだまだ新米だけど、子育て真っ只中の今、
ついつい忘れてしまう言葉でした。
楽しい時間もたくさんあるけれど、
ずっと一緒にいるからそれが当たり前になっていて、
一緒にいられることの有り難みも感じにくくなっているし、
日々大変だと思うこともたくさんあります。
今愛しい時間を過ごしているということ
この時間はあっという間に過ぎてしまうこと
忘れないでいたいです。
タイトルが気になって読んでみましたが、
本当に読んでよかったです。
子どもへの想いと共に、
自分の親への感謝の気持ちを改めて感じることができました。
子育て中の方にもオススメです。
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