[感想]伝え方が9割 佐々木圭一著
2013年ベストセラーのこの本。(もう5年も経つのか…)
話題になった頃読みましたが、
最近になってもう一度読み返してみました。
というのも、ずっと前から私は伝え方がほんとに下手で。。
仲の良い友達にとても上手い子がいまして。
その子が言うと、説得力があったり、
結果的に良く思われることが多いんですよね。
同じ事をしても、その友達が伝えると「おぉーすごいね」
となるところが、
私が言うと、自虐的に言ってしまったり、
大したことないように言ってしまったり。
例えば、二人ともヘアドネーション(髪の寄付)をした時。
友達は、
「小林麻央さんのブログを読んだりしてて、影響を受けて…。少しでも役に立てたら嬉しいし…なんたらかんたら…………」
というようなことを言ってて、
周りは「すごいね。確かに大切だよね。」という反応。
対して私は、
「○○ちゃんのマネしただけ~。ははは~(笑)」
私もせっかく伸ばした長い髪が誰かの役に立てたら嬉しい
という気持ちがあったんです。
友達のように考えていたはずなんです。
でも、軽く言っちゃって、友達の反応も、
「マネかぁ~。ははは~」って感じで軽くこの話題は終わりました。
「伝え方を変えたら、あなたの性格も変わる可能性がある」
と著者が言っていたんですが、
まさしくその通りだなと。
話し方と性格ってイコールだと思っています。
話し方がとてもキレイな方は、所作もキレイで丁寧な暮らしをしている印象。
家も持ち物もキレイで整っている。
話し方に説得力のある方は、行動力もあって自分の道を生きている印象。
約束も守る。
話し方と伝え方は少し異なる部分はあるかもしれませんが、
性格が変われば伝え方も変わる
伝え方が変われば性格も変わる
そして、伝え方は技術が必要
技術を学んでまずは実践していくことが大事
ということをこの本を読んで感じました。
この本で伝えたいことは大きく分けて2つ。
1「ノー」を「イエス」に変える技術
2「強いコトバ」を作る技術
1「ノー」を「イエス」に変える技術 の中で
特におもしろかったのは、デートに誘いたい相手がいるときに、
どう伝えればデートに行けるかと考える話。
=どう言えば、相手からイエスの返事がもらえるかを考え、
→それは相手にとって、メリットのあることを考え抜くことが大事!!
例えば、普段の会話から「イタリアンが好き」「新しいものが好き」なことがわかったとき、
ただ単に、「今度食事に行きませんか」よりも、
「驚くほどうまいパスタを出すお店があるんだけど、今度行きませんか」
の方が、相手にとって魅力的な誘い文句になる。と。
なるほどなるほど。おっしゃる通りですよね。
自分のメリット(彼女と食事に行きたい)ではなく、
相手のメリット(美味しいパスタ食べられるよ)を考える。
異性からのお食事なんて誘った経験も誘われた経験も、
何年前の話だとなりますが(^^;、
この誘われ方だとイエスと言いやすいです。
他にも簡単にできそうなことで、
単に「おはよう」というのではなく、
「○○さん、おはよう」と名前をつけること。
単に「よろしくお願いします。」だけではなく、
「よろしくお願いします。○○さんが頼りです!」とその人じゃないとダメだと伝えること。
と一言つけ足すだけで相手の受け取る印象が変わることってたくさんありますね。
相手の立場になって考えるって、
仕事でもプライベートでも言えることです。
伝えるときにも、相手に伝わるように
相手のメリットになるように考えたいです。
次に
2「強いコトバ」を作る技術
につきましては、興味がある方は本を読んでくださいませ。笑
力尽きました。
必ず
あ、そういうことかぁ と思えるはずです。
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